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九五式小型乗用車“くろがね四起(3型)”

九五式小型乗用車“くろがね四起(3型)”その1(08-06-05)
ブーピープバレイ鉄道に九五式小型乗用車“くろがね四起(3型)”が導入されることになりました。
「くろがね」はどこの自動車メーカーに吸収されたのだろうか。私の幼少のころは「くろがね」のオート三輪が健在でした。一度だけ乗せてもらったことがありますが、そのバタバタという凄まじい振動、騒音はただものではありません。ドアもなく、椅子も堅く小さい私はどこかにしっかりつかまっていないと振り落とされてしまいそうでした。鋪装もされていないデコボコの道路ではなおさらですね。

画像は「ハセガワ」の九五式小型乗用車“くろがね四起(3型)”の下回り。
久しぶり(40年ぶり?)にプラモデルを組み立ててみましたが奥が深い。子供の私が買えるプラモデルは安価なもので、戦艦大和や零戦、モーター付きのカラフルな自動車にしてもプラパーツに色がついていて塗装も不要でした。
「くろがね四起」は各パーツを塗装しながら慎重に組み立てているから、下回りだけでも1週間以上かかっています。エンジン部は組み立ててしまえば見えなくなってしまいますが。下回りを見ると単純な4輪駆動(四起)になっています。
塗料はリキテックスの水性アクリルカラーを使っていますが、パーツを持って作業しているうちに塗装やウェザリングが剥がれてしまいます。そこでホルベインのフィキサチフ(木炭デッサンなどを定着する画材用定着スプレー)で定着しました。


タイヤをつけたくろがね四起(2008-06-06)
ボディーを取り付けないとわかりませんが、絵本の「スモールさんのちいさいじどうしゃ」にちょっと似ています。タイヤ径が大きく、スズキのジムニーのようなバランスでしょうか。しかし座椅子のような後部座席に座った兵隊さんは足をどこへ置くのだろう。どう見ても足の置き場がない。日本軍だから正座でもするのだろうか。
ボディーは「スモールさんのちいさいじどうしゃ」と同じ赤に塗ったが、赤にムラができてイマイチ。塗料(絵の具)を剥がしてやり直しています。リキテックスのいいところは、水につけておけば塗料が剥がれてくるから、やり直しに便利で環境にやさしいです。


これが九五式小型乗用車“くろがね四起”(2008-06-11)
これが九五式小型乗用車“くろがね四起”。米軍のジープに相当するようだが、ジープができる4年も前に開発されていたそうだ。
この後は幌がつく。たたんだ幌と広げた幌のふたつのパーツがある。機関銃やナンバープレート、その他の細かいパーツ(眼が‥‥)もあるが、機関銃はブーピープバレイ鉄道に必要ありませんので、今後加えるのは幌と運転手だけにします。
それにしても眼が疲れました。ライト付ヘッドルーペが欲しい。緊張すると手に汗をかくタチなので、細かいパーツの作業時は掌に汗グッチョリでパーツを持つ手は震えるしで困ったもんでした。慣れるうちにそんなことはなくなりましたが、失敗の連続でも学ぶことは多かったですね。


左が「スモールさんのちいさいじどうしゃ」という絵本です。このシリーズは2色刷でしたが、カラー版になったようです。2色刷の時は車体全体が赤でライトが黒だったような気がしますが、泥よけが黒になっていたり、ホワイトリングタイヤになって、ちょっと色が変わったみたいです。ブーピープバレイ鉄道のくろがね四起くんもこのカラー仕様に変更します。
ロイス・レンスキー(Lois Lenski)アメリカ/1893年〜1974年/わたなべしげお訳/福音館書店。イラストレーターとして影響を受けた絵本作家です。

ホワイトリングタイヤのくろがね四起くん(2008-06-15)
まだまだ不出来ですが、幌を開放したほぼ完成のくろがね四起くんです。車色は絵本「スモールさんのちいさいじどうしゃ」バージョン。ホワイトリングタイヤにしたら明るいイメージでかわいくなった。軍用車のイメージはなくなり、アンタッチャブルにでも出てきそうな古き良き時代のアメ車になりました。もう少し明るい赤でもよかったかな。
もうひとつ気になるのはフロントガラスの形状。真ん中の支柱があると軍用車のイメージです。1枚のフロントガラスの方がいいかと思います。
車長は爪楊枝の長さ。眼は疲れ肩も凝るはずです。そこで、ついにLEDライト付きヘッドルーペを注文しました。
右下の写真はちょっとボケていますが、ガラスの汚れとワイパーの軌跡です。
幌を装着した写真を撮るのを忘れました。次の機会にお見せします。






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