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ブーピープ・ホスピタルの救急車 No.8 ANBULANCE
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「ブーピープ・ホスピタルの要請で製作した救急車です。サイレンはアメリカのパトロールカーの“ヒューッ ヒューッ”という音にしたかったのですが…」
これもG氏の気まま製作のひとつです。ジャンクボックスのオーディオ用パイロットランプを眺めているうちに、それが救急車の緊急灯に似ていることを発見したのです。
緊急灯はLEDで、点滅装置はやわらかいスプリングを使って接点を作り、車体が揺れると点滅するという、たいへん原始的なものです。
サイレンは圧電ブザーです。アメパトのサイレンを再現しようとすると装置が大きくなってしまいます。そこで手頃な大きさの圧電ブザーを使いましたが、それでもボディーを少し大きくしなければなりませんでした。サイレンは断続的に“ピッピッピッ”と鳴るのですが、まるでこおろぎのようです。
色は白、側面に大きな赤十字を描いた気動車です。
G氏曰く、「サイレンの音が大きいのは当然です。しかし音が大きいために夜の運転は控えています。ブーピープ・タウンの静かな夜を壊すことはできませんから…。サイレンのON-OFFスイッチを取り付けるべきでした。今度取り付けましょう…」
救急車のエッチング原図→
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カウキャッチャー付きの救急気動車
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大きな赤十字マークがポイント
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前面から見た救急車
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救急車後部。後部ステップにある棒は連結用に使う
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ブザー(サイレン)の大きさに合わせて車体をデザイン |
下まわりはトミー製を改造
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一部画像は[鉄道模型趣味]1982年9月号をスキャンしたものです。
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(C)HARUHISA YAMADA/鉄道模型趣味
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